健康診断とは
体の健康状態を確認
一般健康診断(個人健診)および企業健診は、事業者へ1年に1回の実施が義務付けられている健診です。
労働安全衛生法により定められている検査項目に沿って、健康診断を実施していきます。
健康診断の目的は、あくまでも体の状態の確認です。すでになんらかの自覚症状があったり、体の不調が明らかな場合は、すぐに適切な医療機関を受診して、治療を受けるようにしましょう。
指定の書類提出が必要な方
※ 当院で健診を受ける際、指定の書類提出が必要な方は、事前にその用紙をご持参ください。
主な検査項目一覧
診察・問診
- 現在の体調
- 睡眠の状況
- 持病の有無、服用中の薬
- 体重の増減
- 飲酒量・喫煙習慣
- 運動習慣
などを確認します。
各種検査項目
- 身体測定、血圧測定
- 視力検査、聴力検査
- 胸部X線検査
- 尿検査
- 末梢血一般検査(WBC・RBC・Hbなど)
- 肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)
- 脂質検査(TG・LDL-C・HDL-C)
- 腎機能検査(尿酸・BUN・クレアチニン)
- 糖尿病検査(血糖・HbA1c)
そのほか、気になる数値、日々の体調の変化や自身で行なっている生活習慣の取り組みなど、疑問点があれば遠慮なくご相談ください。
健康診断のコース・料金
各コースのご案内
※ すべて税込表記です。
Aコース:6,600円
- 問診・診察・身体計測・血圧・視力・聴力・レントゲン・尿
Bコース:8,800円
- 問診・診察・身体計測・血圧・視力・聴力・レントゲン・採血・尿
Cコース:11,000円
- 問診・診察・身体計測・血圧・視力・聴力・レントゲン・採血・心電図・尿
オプション費用
検査項目 | 料金 |
---|---|
血液型検査(ABO) | 1,100円 |
健康診断の結果
結果が出たら早めに確認
健診結果には、検査項目ごとの具体的な数値と基準値のほか、「 A/B/C 」などの判定と、過去数年分の結果が併記されていきます。
まずはご自身の数値が「基準値と比べて高いか低いか」を確認して、その傾向を把握しましょう。検査値の経年変化が少しずつなのか、もしくは急なのかも、体の状態の変化を知る上でとても重要です。
健康診断の結果を長期間保管している方は、年齢を重ねるごとにその変化を項目毎確認していくことをお勧めします。5年・10年と長く継続することで、ご自身の健康状態をより深く理解する手立てとなります。
健診で引っかかった方
健康診断の結果がいまいちよく分からない、という方は意外と多いものです。また、検査結果で「要注意」や「要検査」と言われても、体調が特に悪くない場合、忙しさから受診を後回しにしてしまう方も少なくありません。
健康診断の目的は主にリスクを早期に見つけることであり、実際、専門医に診てもらっても問題がないケースもあります。それでも、健康診断の結果をしっかり理解し、適切な行動を取ることで、将来にわたる突然の健康トラブルを未然に防ぐことができます。
当院では、健康診断で再受診を推奨された方はもちろん、診断結果をより詳しく知りたいと思っている方も相談に応じています。気になる検査項目があれば、お気軽にご相談ください。