院長 - 齋藤 武志
ご挨拶
この度ご縁があって泉区古内(TSUTAYA跡)でクリニックを開業させていただく事となりました。
私は心臓血管外科医として東北大学心臓血管外科関連施設に20年以上にわたって勤務し、東北大学病院、大崎市民病院のハイブリッド手術室立ち上げの際は中心メンバーの一人として関わりました。
仙台厚生病院での勤務を最後に心臓血管外科の第一線を退き、その後往診専門クリニックで在宅医療を学びましたが、今回循環器専門医療から在宅医療まで網羅するクリニックを開業する事となりました。
外来診療では科学的知見に裏打ちされた質の高い医療を提供しますが、外来通院困難となった方は訪問診療に切り替え、人生の最期まで責任を持って診療を継続させていただきます。
一般的な内科診療に加えて簡単な外科治療にも対応し、皆さんが安心して受診していただけるよう発熱患者さん専用の診察室を設置いたします。
不易流行を座右の銘とし、地域の皆様に最善の医療を届けられるよう日々努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
プロフィール
1989年
山形県立山形東高校卒業
1996年
山形大学医学部卒業、東北公済病院 研修医
1999年
東北大学心臓血管外科 医員
1999年
国立水戸病院(現水戸医療センター)心臓血管外科 医師
2004年
医学博士取得(東北大学)
2004年
八戸市立市民病院心臓血管外科 医長 就任
2007年
東北公済病院心臓血管外科 医長 就任
2008年
仙台オープン病院心臓血管外科 医長 就任
2010年
東北大学心臓血管外科 助教 就任
東北大学の胸部ステントグラフト治療(TEVAR)の責任者としてハイブリッド手術室の立ち上げに関わる。
2013年
米国Cleveland ClinicのDr.Greenbergのもとで、胸腹部大動脈瘤に対する最新のbranched TEVARを学ぶ。
2014年
大崎市民病院心臓血管外科 科長 就任
大崎市民病院 心臓血管外科の新規立ち上げに関わる。ハイブリッド手術室の安定稼働と宮城県北でのTEVARの普及に尽力。
2017年
仙台厚生病院心臓血管外科 医長 就任
B型大動脈解離に対するPre-emptive TEVARに積極的に取り組み学会発表を行う。Pre-emptive TEVARによって胸腹部大動脈瘤への移行をかなりの頻度で予防できる事が明らかとなり、Pre-emptive TEVARは2020年のガイドライン改定で標準治療に格上げされる。
2019年
ふるさと往診クリニック
2023年
仙台泉さいとうクリニック開設
資格等
- 医学博士
- 日本循環器学会 会員
- 日本心臓血管外科学会 国際会員
- 元日本心臓血管外科学会 専門医・指導医(2021年迄)
- 元日本外科学会 専門医(2021年迄)
- 仙台市立加茂中学校 管理校医（2024年4月〜）
- 仙台厚生病院 客員部長（2024年8月～）
趣味
サッカー観戦、スキー、旅行
（学生時代はサッカー部でした。)